● 事務局長からの手紙 2007年4月2日

事務局長 加藤 正現

去る3月11日(日)、28名の方が参加し、第18回総会が石川県生涯学習センターで開催されました。昨年の活動のまとめを行い、今年の活動方針について了解を頂きました。それでは、いくつかの項目に分けて、今年の活動内容について説明致します。

(1)白山トンネル建設計画について
この3月末に、以前情報公開請求を行っていた白山トンネルルート帯検討会についての説明会が県庁であり、石川県は岐阜県や国交省とかなりルートの絞り込みを進めているとの印象を受けました。今年は山場を迎えるのではとの思いを持っています。そこで会として早急に動く必要性を感じています。具体的には道路建設課への質問及び申し入れ、県議会での質問、参院選候補者への公開質問などこちらとしてもマスコミなどを利用しながら、動いていきたいと思います。皆さんもこの問題を注視して頂きたいと思います。

(2)チブリ尾根登山道維持管理作業について
今年度も県からの委託を受けることにしたいと思います。一番の問題は、参加者が少なくなってきていることです。この事業を継続していくためには、ぜひ会員の皆さんのご協力が必要です。一度参加をしてみて下さい。よろしくお願い致します。

(3)各種行事について
各回とも10名以上15名以内の参加者を確保したいと考えています。特に行事への参加を通して、新入会員を多く募っていきたいと思います。皆さんも一度どれかの行事に参加をいただき、さらに新しい人を連れてきて頂ければなお幸いです。行事内容についてもマンネリに陥らないよう工夫してまいります。

(4)会報及びホームページについて
会報は、私たち運営委員と皆さんとを結ぶ重要な架け橋と考えています。今年は、特に会員の皆さんからの原稿を募っていきたいと考えています。白山に関することや様々な情報などを積極的に事務局までお送り下さい。お送り頂く時期はいつでも結構です。皆さんの声をお待ちしております。また、ホームページもこまめに更新をしています。ぜひ一度アクセスしてください。また、リンク先を募っています。当会のホームページとリンクしても良いと思われる方がおいでましたらご一報ください。

(5)設立20周年に向けて
当会は3年後に会設立満20周年を迎えます。そこで何かかたちあるものを残したいと考えています。どのようなことに取り組んだらよいのか、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。参考にさせて頂きたいと思います。

(6)その他
会の長年の懸案でありますトラストについてですが、今年もふさわしい場所を追求していきたいと考えています。また、白山の世界遺産登録の問題については今後とも動きを見守っていきたいと思いますが、会の中でも勉強をしていきたいと思います。

会員の皆さんと共に歩む会活動を進めていきたいと思います。今年度もどうかよろしくお願い致します。

(会報NO74原稿)

● 事務局長からの手紙 2007年1月7日

当会事務局長 加藤正現

会員の皆さん、新年おめでとうございます。平素は、当会の諸活動にご協力を賜り、まことにありがとうございます。

①白山トンネル問題について
さっそくですが、昨年の活動を振り返りながら、今年を展望してみたいと思います。まず、白山トンネルのことですが、10月17日(火)に3名で東京の国交省と環境省に反対要請を行いました。計画そのものに大きな進展はないと判断しましたが、経済情勢も好転している折から、油断してはならないと思います。今後は地元への地道な働きかけが必要になってくると考えています。また、岐阜県側の反対グループとも連携していきたいとも考えています。県と国への情報公開請求も毎年行っております。ただ、非公開部分が多かったことから、年末には県に対し意見書を提出しました。

②チブリ尾根登山道維持管理作業について
次に、4年目を迎えたチブリ尾根登山道維持管理作業の件です。6月から10月にわたって月一度の割合で巡検及び草刈りを行いましたが、草刈りは、本当に大変な作業です。しかし残念ながら、協力者が少ないのが現状です。今年は、草刈りについては広く会員の皆さんから募集をしたいと考えています。皆さんのご協力をお願いしたいと思います。

③会報及びホームページについて
昨年も、4回の会報を発行しました。第1面には会員の方による季節の絵手紙を掲載しました。シリーズものもあり、写真も豊富だったと思います。今年は、会員の方からも原稿をお願いしたいと思っています。会報は私たちと皆さんを結びつける非常に大切な手段と考えています。どうぞご意見をお寄せください。なお、当会のホームページでもご覧いただけます。ホームページについては、白山に関する情報交流の場になればと思っています。リンク先も増やし、使いやすいものにしていきたいと思います。まだご覧になっていない方は、ぜひ一度覗いてみてください。

④各行事について
今年も、季節ごとに各種行事を予定しています。皆さんの中で、当会の行事にまだ参加されたことのない方も結構いらっしゃるかもしれません。一度参加してみられませんか。また、各行事を通して新入会員を積極的に獲得していきたいと思います。

⑤会員数の動向について
昨今、会員数は減少傾向にあります。様々な事情が考えられますが、会員の減少は会活動の停滞につながります。それはひいては、白山の自然保護活動にも影響を与えることになります。各部会を活性化し、新たな人材の発掘、育成に力を入れていきたいと思います。

⑥会設立20周年について
当会は来る2010年3月に会設立満20周年を迎えます。私たちは、3年後を見据えて何かかたちあるものを残したいと考えています。どのようなことに取り組めばいいのか、皆さんからもご意見を頂きたいと考えています。運営委員のなかでは、これまでの歩みを検証してみようとの意見も出ています。具体的に、一歩踏み出してみたいと思います。

最後になりますが、今年は4月に統一地方選、7月に参議院選挙が行われます。自然保護に関心を持ち、熱心に活動して頂ける候補を見定め、選んでいきたいと思います。
どうか今年も当会の活動を、内から外から温かく見守って頂きますように。
(会報No.73原稿)

● 事務局長からの手紙 2006年10月22日

当会事務局長 加藤 正現

8月から10月の3ヶ月間は、毎年のことながら1年で最も動きの多い時期となります。
8月の5日(土)・6日(日)は、会員7名で白山登山を行いました。光ファイバー埋設跡を確認しましたが、石組みもしっかりしており大きな崩壊もありませんでした。ただ、南龍分岐手前あたりの登山道にいくつかの穴が開いている箇所があり気にかかりました。また、室堂の裏手にある植生回復地域に建設資材がおいてあったので当会のほうでお話をしました。あわせて東京から清水氏が同行し、例年のごとく植生の調査を行いました。今年は例年に比べ残雪が多く見られました。また帰路は観光新道を利用したのですが、いつもの年より高山植物の開花が遅かったようで、ちょうど見頃でした。長雨で観光新道に一部崩壊箇所が見られましたが、処置をしてありました。なお、9月にも長雨により砂防新道が崩壊し、県が迂回路を作りました。この迂回路は、補修しながら来年も継続して使いたいということです。

7月と9月には、2回にわたってチブリ尾根登山道の草刈りを行いました。私は両日とも参加できなかったのですが、7月の際には特に稜線部において去年より多めに刈り込んだということです。また、会のほうで登山道の水切り作業なども行ったということです。ただ、毎回人数が少なめです。会報等でご案内はするのですが、今後とも継続していきたいと思っていますので、皆さんのご協力をお願い致します。

10月17日(火)には、白山トンネル反対の要請を国交省と環境省に行いました。会からは3名が東京に出かけました。私は、国交省へ2年ぶりの訪問です。2年前は、全国1、143団体の反対署名を持って出かけましたが、その際には地元の反対の声が大きければ作らないという選択肢もあり得るとの言質を頂きました。今年の場合は、のらりくらりとしながらかなり一般的な答えに終始していたように感じました。大きく進展していないという印象ですが、予断は許しません。M元総理はかなりはっぱをかけているとも聞きます。首相も交代し、景気もよくなっているという社会情勢の中、今後急展開する恐れもありますのでしっかりチェックしていきたいものです。環境省には、この問題では初めて訪れました。国立公園内のトンネル建設には、かなり高い許可基準を求めることが出来るということで私たちの見方になってくれそうです。今後は、岐阜県側の団体とも提携しながら運動を進めていきたいと思います。岐阜にはどのような団体があるのか、知っていらっしゃる方はお教え頂ければと思います。

さて、今年は1昨年のように各地の里山で熊の出没が非常に多く見られます。会では、熊の捕殺は出来るだけ避け、放獣を行うようにようにという要望を10月19日に熊森協会石川県支部のメンバーとともに行いました。県の反応はあまり芳しいものではありませんでしたが、里山の保全など、会としても抜本的な解決策を提案していきたいと思います。

最後になりますが、現在当会を紹介する新パンフレットを作成中です。来年3月の総会までには間に合わせたいと思っています。ご期待下さい。

(会報NO.72原稿)

● 事務局長からの手紙 2006年7月9日

当会事務局長 加藤 正現

5月~7月にかけては、かなり重要な動きがあった。
まず、白山トンネルの件である。6月15日に、国交省金沢事務所にて国交省から3名、当会から5名の参加のもと意見交換会が開かれた。国交省側は、調査主体は石川県であり、国はトンネル技術に関してのみ答えるという姿勢を最後まで崩さなかった。当会からは、事前に5点の質問を提出していた。①時間短縮効果が過大でないか②ルート選定のための基礎調査は十分になされたか③建設しないという案を付け加えてほしい④安全性を犠牲にしてはならない⑤今後の調査スケジュールを明示せよ、などである。いずれも明確な回答は得られなかった。また、当日の4点の質問に対し後日回答をするという約束をもらったが、7月8日時点でまだ回答はもらっていない。また、6月30日には、県庁にて情報公開の説明会があり、県から6名、当会から3名が出席した。ルートに関する情報や希少種の調査・確認位置に関する記述で非公開の部分が例年に比べて多く、会として異議申し立てを行いたいと考えている。今年に入り、建設促進側の動きは強まっていると言うことが出来る。当会としても、反対の活動をこれまで以上に強化していきたい。

次に、チブリ尾根新登山道の件である。鉄板橋から猿壁堰堤の登山道入り口まで、昨年当会が中心となり新登山道のルートを選定した。6月14日には国交省と話し合いを行い、それを受けて20日には現地で国交省と県の参加のもと打ち合わせ会を行った。ほぼ当会の主張が認められた。今年中には、完成することになるだろう。車道と歩道が分離されることで登山者の安全性が向上し、これまでの味気ない車道歩きが味わい深い林道歩きになってくれることを願っている。

今年は、国立公園境界見直しの年に当たっている。当会としては、白山山系における自然生態系保護の観点から,白山国立公園の範囲の拡大及び保全地域指定の格上げを目指して環境省白峰管理事務所に要望書を提出した。今後環境省で議論がなされると思うが、当会の要望が認められればと願っている。

なお、石川・福井県境に建設予定の国道416号のことだが、以前のこの稿で両県知事への要望書を提出する予定であると述べたが、運営委員会の中で検討したところ時機を逸したのではないかという意見が大勢を占めた。会としては要望書の提出は取りやめることにしたが、今後とも重大な関心を持ってこの問題に意見を述べていきたいと思っている。

最後に、ホームページのことです。皆さんは、当会のホームページを一度はご覧になったでしょうか。私はホームページを通して当会の活動を広く知ってほしいと願っていますが、皆さんのなかでリンクしてもよいという方がいらっしゃいましたらぜひお知らせください。そういう方法で、少しでも見ていただける人を増やしていきたいと思っています。また、ご意見がございましたら、ぜひメールなどを通してお寄せください。皆さんとともに考えていく会でありたいと願っています。

(会報NO.71原稿)

● 事務局長からの手紙 2006年1月9日

当会事務局長 加藤 正現

会員の皆さん、新年おめでとうございます。平素は、当会の諸活動にご協力を賜りまことにありがとうございます。

さっそくですが、当面するいくつかの諸問題について触れてみたいと思います。まず、白山トンネルのことですが、一昨年の反対署名運動のような大きな活動こそありませんでしたが、8月25日に東京の国交省本省に反対要請を行いました。計画そのものに大きな進展はありませんが、今後は地元への地道な働きかけが必要になってくると考えています。また、小松市長、白山市長にお会いし反対の要請を行い、一定の理解を得ることが出来ました。県と国への情報公開請求も毎年行っております。

次に、3年目を迎えたチブリ尾根登山道維持管理作業の件です。5月から10月にわたって月一度の割合で巡検及び草刈りを行いましたが、草刈りは、本当に大変な作業です。しかしこの草刈りを通して、チブリ尾根への愛着がより一層強まるのです。今年は、草刈りについては広く会員の皆さんから募集をしたいと考えています。皆さんのご協力をお願いしたいと思います。なお、市ノ瀬から猿壁堰堤の登山口まで車道と歩道を分離することとなり、当会のほうで新歩道のルートの策定や枝の抜開作業などを行いました。今年秋には供用が開始されると思います。ご利用ください。

皆さんは、小松市新保と福井県勝山市横倉とを結ぶ国道416号開通計画があるのをご存じですか。しかしこの道路が開設されても冬期は雪のため閉鎖され、夏期も利用台数は極めて少ないことが予想されます。一方現地にはクマタカの営巣地もあり、道路建設によって豊かな生態系が分断される恐れがあります。当会としては、この計画に反対の立場で先ずは石川・福井両県に情報公開の請求を行いました。今年は、両県知事への反対要請書の提出、現地調査などを行う予定です。私たちの活動へのご理解をお願い致します。

さて、昨年も4回の会報を発行しました。1面と最終面のカラー化を図り、シリーズものなどを取り入れてみました。いかがだったでしょうか。会報は私たちと皆さんを結びつける非常に大切な手段と考えています。どうぞご意見をお寄せください。なお、当会のホームページでもご覧いただけます。まだの方は、ぜひ一度覗いてみてください。

また、今年も各種行事を予定しています。皆さんの中で、当会の行事にまだ参加されたことのない方も結構いらっしゃるかもしれません。一度参加してみられませんか。

なお、当会は来る2010年3月に会設立満20周年を迎えます。私たちは、4年後を見据えて記念事業及び記念誌の発行を考えています。さしあたり今年は実行委員会立ち上げの準備に入りたいと考えています。そこで記念事業としてどんなことをすればいいのか検討していきたいのですが、皆さんからもご意見を頂きたいと考えています。メールでもはがきでもFAXでも構いません。ご意見頂ければ幸いです。

最後になりますが、どうか今年も当会の活動を温かく見守って頂きますように。

(会報NO.69原稿)

● 事務局長からの手紙 2005年10月16日

当会事務局長 加藤 正現

8月下旬、鶴来のスカイ獅子吼にて開かれた「白山ミーティング」に会を代表して参加させてもらった。座談会を通して、私たちが今日どのように生きていて、またこれから先未来に向けてどう生きるべきなのかについてずいぶんと示唆を与えられた気がしている。というのは、これまでの私たちの生き方がどちらかといえば“人間中心主義(エゴ)”に偏りすぎていて、その結果として地球温暖化が引き起こされ、自然災害が激増していることにつながっているのではと改めて考えさせられたのである。やはり私たちは自然との共存、共生を第一に考えていかなければならない。人間はあくまでも自然のごく一部であって、この地球上に存在するあらゆる命をすべて認め合って生きていくという謙虚さが何よりも必要なのであろう。人間だけが、自分たち以外の生き物の生命を気遣い、その将来を考えてあげることができるのだと考えているとしたら、それはとんでもない思い上がりである。昨年、別当出合に架かる吊り橋が流されたが、巨大な自然のエネルギーの前には人間の作ったものなどひとたまりもなかったではないか。今日はグローバリズムの時代といわれて地球はますます狭く感じられてきているが、むしろ、地方に戻り、地方の豊かさを再認識し、地方から発信をしていくという意識の変革が必要なのではあるまいか。アイヌの人も、沖縄の人も、アメリカ先住民もかつてはあらゆるものに神が存在していると考えて感謝の念を忘れず、人間がそれらによって生かされている存在であることを認識していた。現代人は今こそ彼らの考え方に学ばなければならない。その時が来ていると考えるものである。

さて、チブリ尾根登山道の市ノ瀬から猿壁堰堤間に新歩道を作り、これまでの工事用道路とは分離することとなった。県とも交渉を重ね、コースの選定に当たってきた。今年は当会でかなり抜開作業を進めてきており、まだ不確定な部分もあるが、来年度は業者による工事も入り、一般の方への供用も始まることになるだろう。私たちは、安全面からも歩車道は分離した方がよいと考えてきた経緯もあり、大きな前進であると思っている。

最近の運営会議の動きとして、石川福井県境の国道416号線の道路建設に着目している。白山トンネル問題にも代表されるように、当会は自然破壊につながる不要な道路建設には反対の立場を貫いてきているが、建設予定地である大日峠周辺の自然環境には優れたものがあり、また峠道を保存するという観点からも安易な道路建設は認めるべきではないというのが運営委員の一致した見解である。既に県への情報公開はすませたが、本年度本設計が実施されることが明らかとなった。当会としては、来年度6月頃にも現地調査を行い、合わせて植生等の調査も行いたいと考えている。会員の皆さんも今後この問題には注目をして頂きたい。また、情報があればお寄せ頂きたい。よろしくお願い致します。

(会報NO.68原稿)

● 事務局長からの手紙 2005年7月17日

当会事務局長 加藤 正現

先日、北海道・知床が世界自然遺産に登録された。日本では、白神山地、屋久島に次いで3カ所目である。この登録によって知床の豊かな自然が永遠に守られることになるならば、これほどうれしいことはない。しかし、現実には白神や屋久島には世界自然遺産に名を借りた観光ツアーが企画され、多くの観光客が訪れることとなった。その結果地面が硬くなって屋久杉やブナの巨木が枯れたり、非在来種の侵入による生態系の破壊も起きているという。これらの報道を聞くにつけ、いったい何のための登録だったのかと疑問に思わざるを得ない。知床が、その二の舞にならなければと願うものである。

振り返って、わが白山はどうであろうか?当会が設立当初(1990年設立)から大切にしてきた登山道に別山・市ノ瀬道(通称チブリ尾根登山道)がある。白山の数ある登山道の中でもほとんど人間の手が加えられていない貴重な登山道として私たちはこれまで大切に守ってきたという自負を持っている。ところがここ数年、巨木の天然更新が一気に進み、また登山者の増加などによりずいぶんと様子が変わってきたという話を聞く。以前のうっそうとした森が、ところどころで今はずいぶん明るくなってきたという。雪の重みで倒れかかった木を登山者にとって危ないからということで1本切ってしまうだけで森の雰囲気はずいぶんと異なってしまう。致し方のないことなのかもしれないが、個人的には出来るだけ自然のあるがままに任せたいという思いを持つ。白山が国立公園に昇格して既に40年以上が経過した。この間「変わらぬもの」もあれば「変わってしまったもの」もある。せめてこのチブリ登山道がいつまでも「変わらぬもの」の代表であり続けてもらいたいと願っている。
(会報NO.67原稿)

● 事務局長からの手紙 2005年1月15日 2005年の抱負

当会事務局長 加藤 正現

2005年の抱負
白山の自然を守るために何をなすべきか

会員の皆さん、あけましておめでとうございます。昨年は、白山トンネル反対の団体署名に関して、県内はもとより全国より多くの署名およびカンパをいただき、ありがとうございました。署名は、国土交通省および石川県に提出し、一定の成果をあげることができました。この場をお借りし、改めて感謝申し上げます。なお、このトンネル問題については、今後とも引き続き注視していかなければなりません。会員の皆さんのご協力を仰ぐことも出てくるかもしれませんが、またその際はよろしくお願い申し上げます。また、秋にはクマ問題について、白山麓の各村に奥山放獣を積極的にすすめられるように村民の理解を得るべく努力してほしいとの要望書を緊急に提出いたしました。今年もこの問題については、会として重大な関心を持って見守っていきたいと思います。

さて、2005年の抱負ということですが、当会は会員の皆さんお一人お一人の参加と協力なしには運営していくことはできません。その点から、将来の活動の方向性はどうあるべきなのかについて、皆さんのご意見をお伺いしたいと思っています。白山の素晴らしい自然を永遠に守っていきたいわけですが、その守るべき自然が白山から失われてしまっては、当会の存在する意義がなくなってしまいます。その意味で、大所高所に立って白山とその周辺地域の自然環境を守るためには、会としてどんなことをなすべきかについて、皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。メールやお葉書等でのご意見をどしどし承りたいと思っております。

次に、「会報しらやま」の内容をより充実したものにしていきたいと思っています。これまでの会報の記事がややもすると報告中心のものに偏重しており、会員の皆さんの意識から少しずれたものになっていたかなと反省をしております。特集やシリーズ記事なども盛り込み、自然保護に関する県内や全国の情報なども取り入れて、読者の方に密着した内容のものにしていきたいと思っています。皆さんのほうからも、いろいろと情報をいただければなお幸いです。

また、行事についてですが、年々各行事への参加者が少なくなってきております。ややマンネリ化してきている部分もあるかもしれません。行事の数をもう少し精選し、積極的に広報も行い、皆さんが参加しやすいかたちをつくれるよう検討していきたいと思います。

最後になりますが、今年は当会設立16年目の活動となります。そこで、4年後の設立20周年を見こして、足を地につけて、地道な活動のなかで会としての力をつけていきたいと思います。ここ数年会員数も停滞気味なのですが、会員の皆さんには是非周囲の方に当会をご紹介いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
(会報NO.65掲載用)

● 事務局からの手紙 2004年10月18日

当会事務局長 加藤 正現

この3ヶ月は、白山トンネル関連の動きに奔走した。

まず、8月末に白山トンネル関係の石川県分の情報公開がされ、さらに説明も行われるということで県へ出むいた。道路建設課の担当職員が説明に当たったが、白山トンネルのパンフレット作成やかなり細かな内容は道路建設課が担当しているようで、これまでは国土交通省(国)ばかりにしか目を向けていなかったのだが、今後は県ともこまめに交渉をしていかなければならないなと実感したことである。

9月20日(月・祝)には新潟に出向き、新潟県自然・環境保全連絡協議会設立総会の場で記念講演を行った。これは、新潟県内の自然保護団体が全県的なネットワークを作ろうということで100を超える個人や団体が結集して立ち上がったものである。中心メンバーの方が当会のホームページを見て、先輩格として当会のこれまでの活動の経緯を語ってほしいということで依頼があり、新潟の方に当会のことを知って頂く絶好の機会でもあり、承諾したものである。当日は、当会のこれまで15年にわたる活動のあらましや自然保護活動を進めていくに当たって気をつけなければならないことなどを話させていただいた。むしろこちらが勉強させて頂いた部分も多くあり、同じ自然保護活動に取り組む仲間として強い連帯感を感じた。新潟県とは今後とも頻繁に情報交換を行っていきたいと思っている。

10月8日(金)には、全国1143団体の署名をもち、国交省(東京)へ出向いた。代議士二人が同行して頂いたこともあるのか、当局からは「これら全国の声はきちんと重く受け止めていきたい。」という言葉を繰り返し引き出すことが出来た。

かなりのインパクトはあったように思う。今後は費用対効果のことなども含めてもう少しきちんと数字的な分析を行い、白山トンネル計画がいかにばかばかしいものであるかを訴えていきたいと思っている。さらに、地元の声の盛り上がりがより必要なことかなと感じている。賛同頂いた多くの皆さんに感謝するとともに、今後ともこの問題にご協力頂きたいと願っている。

香林坊アトリオ前でトンネル反対のチラシ配りがあった10月16日(日)、私は(財)自然保護助成基金(東京)の専務理事である岡本寛志氏を、白山トンネル建設予定ルートへご案内した。AルートとBルートを下見したが、岡本氏は「これで土地勘が出来た」と喜んでおられた。その後、小松空港で岡本氏からいくつかのアドバイスとヒントを頂いた。今ここで公表は出来ないが、きわめて貴重な提案をいくつか頂いたので、運営委員会の場で議論したいと思っている。前日15日(土)には、小松市内で地元の大物代議士を迎えて建設推進会議が設立されるという動きもあり、私たちとしても安閑とはしていられない。何か常に動いていく必要があるだろうと考えている。動いていくなかで見えてくるものもあるのではないか。漠然とした言い方で申し訳ないが、皆さんからのご意見を頂戴したい。
(会報NO.64掲載用)

● 事務局長からの手紙 2004年7月27日

当会事務局長 加藤 正現

夏の暑い盛りですが、皆さんいかがお過ごしですか?
皆さんに、この5月・6月・7月の当会の動きをご報告致します。
 

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