● 事務局長からの手紙 2006年10月22日

当会事務局長 加藤 正現

8月から10月の3ヶ月間は、毎年のことながら1年で最も動きの多い時期となります。
8月の5日(土)・6日(日)は、会員7名で白山登山を行いました。光ファイバー埋設跡を確認しましたが、石組みもしっかりしており大きな崩壊もありませんでした。ただ、南龍分岐手前あたりの登山道にいくつかの穴が開いている箇所があり気にかかりました。また、室堂の裏手にある植生回復地域に建設資材がおいてあったので当会のほうでお話をしました。あわせて東京から清水氏が同行し、例年のごとく植生の調査を行いました。今年は例年に比べ残雪が多く見られました。また帰路は観光新道を利用したのですが、いつもの年より高山植物の開花が遅かったようで、ちょうど見頃でした。長雨で観光新道に一部崩壊箇所が見られましたが、処置をしてありました。なお、9月にも長雨により砂防新道が崩壊し、県が迂回路を作りました。この迂回路は、補修しながら来年も継続して使いたいということです。

7月と9月には、2回にわたってチブリ尾根登山道の草刈りを行いました。私は両日とも参加できなかったのですが、7月の際には特に稜線部において去年より多めに刈り込んだということです。また、会のほうで登山道の水切り作業なども行ったということです。ただ、毎回人数が少なめです。会報等でご案内はするのですが、今後とも継続していきたいと思っていますので、皆さんのご協力をお願い致します。

10月17日(火)には、白山トンネル反対の要請を国交省と環境省に行いました。会からは3名が東京に出かけました。私は、国交省へ2年ぶりの訪問です。2年前は、全国1、143団体の反対署名を持って出かけましたが、その際には地元の反対の声が大きければ作らないという選択肢もあり得るとの言質を頂きました。今年の場合は、のらりくらりとしながらかなり一般的な答えに終始していたように感じました。大きく進展していないという印象ですが、予断は許しません。M元総理はかなりはっぱをかけているとも聞きます。首相も交代し、景気もよくなっているという社会情勢の中、今後急展開する恐れもありますのでしっかりチェックしていきたいものです。環境省には、この問題では初めて訪れました。国立公園内のトンネル建設には、かなり高い許可基準を求めることが出来るということで私たちの見方になってくれそうです。今後は、岐阜県側の団体とも提携しながら運動を進めていきたいと思います。岐阜にはどのような団体があるのか、知っていらっしゃる方はお教え頂ければと思います。

さて、今年は1昨年のように各地の里山で熊の出没が非常に多く見られます。会では、熊の捕殺は出来るだけ避け、放獣を行うようにようにという要望を10月19日に熊森協会石川県支部のメンバーとともに行いました。県の反応はあまり芳しいものではありませんでしたが、里山の保全など、会としても抜本的な解決策を提案していきたいと思います。

最後になりますが、現在当会を紹介する新パンフレットを作成中です。来年3月の総会までには間に合わせたいと思っています。ご期待下さい。

(会報NO.72原稿)

● 国交省と環境省へ白山トンネルに関する要望書を提出

2006年10月17日、東京の国交省及び環境省へ行き、白山トンネルに関する要望書を提出しました。
国交省では、2年前と比べ歯切れの悪い答弁が続いたように感じました。
予断を許さない状況ではないでしょうか?

提出した要望書 PDF

10月18日の北陸中日新聞に記事が掲載されました。

新聞記事
新聞記事(クリックで拡大します。)

● 白山麓見て歩き 焼畑見学 2006年10月15日

2006年10月15日白山市下田原で焼畑見学を行いました。

焼畑見学
石川県立白山ろく民俗資料館の山口一男館長に案内して頂きました。

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● いまフィンランドでは ~地球温暖化と町づくり~

三津野 真澄

この原稿を書いているのは8月のお盆過ぎ。連日大変な暑さ続きで、最高気温37度という体温を越える値も記録しました。暑いからエアコンをかける、その排熱のためさらに気温が上がる、という「地球温暖化・負のスパイラル現象」も深刻な昨今です。

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● 2006年10月

田園の夜明け
田園の夜明け 白山市辰口町