2004年5月31日
特定非営利活動法人 白山の自然を考える会
理事長 石野 洋
白山トンネル(小松白川連絡道路)は石川県小松市から東京方面への時間短縮と白山スーパー林道が夜間と冬期に使えないことを理由に、12Km~22Kmの長大トンネルを中心に、現在建設計画の調査が国土交通省と石川県によって進められています。
白山トンネルの計画地域は白山の中でも人工物や登山道が少なく、野生生物が豊富な白山北部域です。白山はブナを中心に森林生態系が発達し、絶滅危惧種のイヌワシやクマタカの猛禽類そして大型哺乳類(ツキノワグマ、ニホンカモシカ、ニホンザル)の生息密度が高いことが特徴とされています。この優れた森林生態系(生物多様性)を次世代に豊かなまま伝えることは私たち現世代の義務であるとさえいえます。生物多様性は人間の生存基盤であり、これを失っては人類の未来はないのです。
さらに、私たちは白山トンネルを不要な大規模公共事業と考えています。その理由として、以下の問題点があげられます。
① 地上部における地形や景観の破壊、膨大な残土発生、水源や生物多様性への影響などが予想されます。
② 東海北陸自動車道や中部縦貫自動車道の建設により、時間短縮の効果はほとんどありません。費用対効果の点で大きな問題があります。
③ 建設費およそ2,000億円、22kmのトンネルの維持費は電気代だけでも毎年10億円という莫大なものです。
貴団体の計画中止意思表示署名を是非、お願いいたします。
署名用紙は、国土交通大臣に直接持参する予定でいます。
また、コピーを石川県などに提出する予定です。
なお、今回募集するのは団体署名だけです。
<署名用紙>
お手数をおかけしますが、署名用紙はここからダウンロードして、プリンタで印刷の上、記入と捺印をお願いします。
■用紙のダウンロード配布は中止しました。
<集約期日>
第1次集約を2004年7月31日(土)としております。
<署名の送付先>
■署名の募集は締め切りました。
■ご協力の皆様、ありがとうございました。